Sales Navigator(LinkedIn)完全ガイド2026年版——海外営業での使い方・フィルター設定・よくある疑問まで

Sales Navigator(LinkedIn)完全ガイド2026年版——海外営業での使い方・フィルター設定・よくある疑問まで LinkedIn活用
Sales Navigator(LinkedIn)完全ガイド2026年版——海外営業での使い方・フィルター設定・よくある疑問まで

※本記事は2026年6月時点の情報をもとに解説しています。Sales Navigatorは仕様変更が非常に多いツールです。UIや機能名が変わっている可能性がありますので、最新情報はLinkedIn公式をご確認ください。


Sales Navigatorとは何か

Sales NavigatorはLinkedInが提供する有料の追加機能です。その名の通り、営業(Sales)をナビゲートするためのツールで、通常のLinkedInアカウントに追加する形で契約します。

通常のLinkedInと何が違うのか。一言で言うと、「誰にでも」ではなく「この人に」アプローチできるようになることです。

通常のLinkedInでも検索はできます。しかし絞り込める条件が限られており、業種・役職・会社規模・地域を組み合わせて精度高くターゲットを絞ることはできません。

Sales Navigatorでは50以上のフィルターを使って、たとえば「製造業・従業員100〜500名・購買部長・ドイツ在住・最近LinkedInに投稿した人」というレベルで絞り込めます。

世界13億人以上のビジネスパーソンが実名・役職付きで登録しているデータベースを、自分のターゲットに合わせて精密に検索できる——これがSales Navigatorの本質的な価値です。


Sales Navigatorのプランと料金

Sales Navigatorには主に3つのプランがあります。

Core:個人・小規模向け。基本的な検索・InMail・リード保存機能。海外営業を始めたい方はまずこのプランで十分です。
Advanced:チーム共有・CRM連携が必要な場合。複数人で営業リストを共有したい場合に適しています。
Advanced Plus:大規模組織・CRM完全統合が必要な場合。

料金(2026年6月時点・公式確認済み):
Core:月額$119.99 / 年額$1,079.88(年間契約で25%割引)
Advanced:月額$159.99 / 年額$1,799.88(年間契約で6%割引)
Advanced Plus:要問い合わせ

料金は地域によって異なり、価格改定が行われることがあります。最新の料金は必ずLinkedIn公式サイトでご確認ください。

新規ユーザー向けに30日間の無料トライアルが用意されています。ただし現在有料プランを契約中の方、または過去365日以内に無料トライアルをご利用の方は対象外となる場合があります。クレジットカードの登録が必要です。


海外営業に使えるフィルター設定

Sales Navigatorのフィルターは「リード検索(人を探す)」と「アカウント検索(企業を探す)」の2つに分かれます。海外の決裁者を探す場合はリード検索を使います。

特に重要なフィルター:

Current job title / Seniority level(役職) 役職名(CEO・Head of Salesなど)と役職レベル(C-Suite・VP・Directorなど)です。

Company headcount(会社規模) 社員数で絞ります。中小企業狙いなら11〜200名など。

Geography(地域) 国・地域を指定します。アジア圏・欧米など広域でも国単位でも設定できます。

Industry(業種) 製造業・商社・ITなどターゲット業種に絞ります。

Profile language(プロフィール言語) 使用しているプロフィールの言語で検索できます。

Years in current position(現在の役職年数) 現在の役職に就いてからの年数で絞れます。就任したばかりの人は新しい取り組みに積極的なことが多く、反応をもらいやすい傾向があります。

Posted on LinkedIn(最近投稿した人) 「Recent updates」セクションにあるフィルターです。オンにすることで最近LinkedInに投稿・活動している人だけに絞れます。

Buyer intent(購買意向)

  • Following your company(自社をフォローしている人)
  • Viewed your profile recently(最近プロフィールを見た人)

この2つは温度感の高い見込み客を絞る非常に強力なフィルターです。数は限られますが、自社に興味を持っている人に絞ってアプローチできるため、返信率・商談化率の向上が期待できます。


よくある混乱——LinkedInとSales Navigatorのメッセージの違い

Sales Navigatorを使い始めた企業から最もよく聞く混乱がこれです。

LinkedInには2つのメッセージ受信箱があります。

①LinkedInの通常メッセージ(Inbox) linkedin.com/messaging にある通常のInbox。つながり済みの相手とのメッセージはここに届きます。多くの人がここだけ確認しています。

②Sales NavigatorのInbox linkedin.com/sales/inbox という完全に別のURLに存在する専用Inbox。「Sales Navigator Inbox」と表示されています。Sales Navigator経由で送受信したInMailのメッセージはここに届きます。

この2つが完全に別画面として分かれており、Sales NavigatorのInboxを確認していないために「返信が来ない」と思っているケースが実際にあります。必ず両方を確認する習慣をつけてください。

InMailと通常メッセージの違い

InMailはつながっていない相手にも送れるメッセージ機能です。プランに応じて月ごとに一定数のInMailクレジットが付与されます。

通常メッセージはつながり済みの相手にのみ送れます。上限はありませんが、つながりを先に作る必要があります。

どちらで送るべきか迷う場合は、まずつながり申請を送り、承認されてから通常メッセージで丁寧にフォローするのが基本の流れです。


UIは英語のみ——日本企業がつまずくポイント

Sales NavigatorはUIが英語のみです。

検索条件・フィルター・保存機能・通知——すべて英語表記です。「Lead」「Account」「Saved Search」「InMail」といった基本用語も日本語表示にはなりません。

英語に慣れていない担当者にとっては操作以前に心理的なハードルになります。また日本語の解説情報が少なく、公式ヘルプも英語が中心です。社内で引き継ぎや共有をする際にも手間がかかります。


Sales Navigatorは仕様変更が多い——だからこそ専門家に任せる

冒頭でも触れましたが、Sales Navigatorは仕様変更が非常に多いツールです。

フィルターの名称が変わる。機能が追加・削除される。UIが変わる。つながり申請の上限は非公開で時期やアカウントによって異なり変動する——これらが予告なく起きます。弊社でも日々の運用の中でこうした変更に対応し続けています。

自社でキャッチアップしようとすると、それだけでリソースが消えてしまいます。社内がやるべきことは「誰に・何を・なぜ届けるか」という方向性の設計だけです。日々の運用・最適化・仕様変更への対応はKYNOVUSに任せてください。


まとめ

Sales Navigatorは世界13億人以上のビジネスパーソンに精密にアプローチできる、海外営業において最も強力なツールのひとつです。

ただし使いこなすには英語対応・仕様変更への追随・適切なフィルター設計が必要です。Sales Navigatorの活用を含めたLinkedIn運用代行について、お気軽にご相談ください。

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